読書感想文の書き方
読書感想文への批判
読書感想文への批判はとても多いです。
曰く、「読書嫌いを助長する。」
曰く、「作者が何を言いたいかを問うて何になる?」
この批判について、文才がなくても書ける小説講座のおわりにで、著者の鈴木信一さんはこんな事を言っています。
「感想」や「思い出」などは、本来どこにもありません。あったとしても、それは靄のように形の定まらないものです。「感想」も「思い出」も、書くからこそ形が見えてくるのです。
わかりますでしょうか?
この文章の意味がわからない人は、「読書量が足りない」、なんてことは言いません。
何かに対する感想は文字にすることによって形を定めることが出来るということです。考えを深くすることが出来るということです。
具体例で示します。
例えば夏の晴れた日に青空に浮かぶ雲を見て「なんかすごいな」と感じたとします。
この『すごい』を感じた事は何だったのかを文字にするためには、何にすごいと感じたかを自問して、決める必要があります。
「夏の青空の青と雲の白の色のコントラストが今までに見たこともないほどくっきりしていて」すごかったのか。
「白い雲が形を変化させながらあっという間に大きくなってしまったのが」すごかったのか。
書くことは、自分がすごいと思ったことをじっくり考えて特定する作業な訳です。
「読書感想文」にしても「遠足の思い出」にしても、それらに対する批判には、<では、何についてなら書かせてよいのか>という視点がいつも抜けています。
自分の考えを深めるために、自分の考えを文字にするのはとても大切なことだと思います。
読書をして感じた事を文章にすることは、自身の考えを深めるための最適な訓練法ではないでしょうか?
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コメント(1)
自分もその通りだと思います。同じ文章でも人によって感じ方は違う。でもそれを文章にするなり口に出したりしないと気づけないと思います。よって読書の感想を残すのは大切だと思います。強制されるものではないと思いますが……
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